ここ数日、日中は0℃を少し超える「温かい」温度です。
昨日はまた雪が降り、半分溶けた氷水交じりの雪かきは、とても重く、いい運動になりました。
とはいえ、2週間ほど前は、とてもとても気温の低い日が続いていました。
気温が低いとは、マイナス10℃~マイナス15℃くらいです。
そんな気温の低い日の朝、目にしたのは、なんと小学生の「自転車通学」。。。。
雪道を、数人の小学生の男の子たちが、自転車に乗って学校に通っていました。
私生まれ育った日本の地方では、今は若干変わっているそうですが、私が子供のころは、公立小学生は全員徒歩通学、公立中学生・高校生は、住む地区によって、徒歩通学(バス・電車利用も含む)と自転車通学とに分かれていました。
徒歩通学の生徒が、自転車で通学してはならない決まりでした。
そして、自転車通学の生徒の自転車には、各学校から支給された「鑑札」というシールを貼ることになっていて、そのシールが貼られた自転車以外での通学は禁止されていました。
高校では、学校ごとで「鑑札」の色が違い、学区内のどの学校の生徒の自転車かが、一目でわかるようになっていました。
が、ミネソタの学校では、自転車に「鑑札」は必要なく、それ以前に、通学方法が決まっていません。
スクールバスを利用する家庭、自家用車で送迎の家庭、徒歩通学、自転車通学、なんでもOKです。
スクールバスだけは、事前に届け出ておくことが必要ですが、それだって、届け出たら絶対毎日利用しなくてはならないわけではなく、日によって利用してもしなくてもいい仕組みです。
温かい時期には、スケートボード通学をしている生徒もちらほら。
ローラーブレードやスクーターで通学する生徒も見かけます。
中には、送り迎えする親も、スケートボードに乗っていることもあります。
そして、それは全て「当たり前」の光景であり、私にしてみれば、とてもユニークな通学方法を見かけても、振り返る人もいなければ、(私はいつも思わず振り返りますが…)、まるで自然過ぎて誰も気づいてはいないかのように、風景に溶け込んでいます。
というわけなので、零下マイナス20℃近いの朝でも、雪の上を、自転車で通学する生徒がいても、なんら不思議ではない、、、ということなんでしょうかね?
今日の写真は、雪の上を走り抜けた後の、自転車のタイヤ跡。
よく見ると、タイヤ跡は全部違う模様です。