その一つが「ほっかほっか亭」。
そして、ほか弁といえば、「とりめし」。
夫も、日本に住んでいた時にこのほっかほっか亭の「とりめし」を何度か食べて、おいしい!と思ったようで、 二人で「とりめし」食べたいねぇ~と妙に盛り上がってしまいました。。。。
では作ってみよう!
と料理に取り掛かろうとしたものの、ご飯と海苔と鶏肉・・・という基本材料以外の詳細がさっぱり思い出せない。
すごく食べたいのに、なぜか味さえも思い出せない・・・・。
それもそのはず、二人とも最後に食べたのは実はもう15年以上も前の話・・・。
今更こんなに食べたくなるんだったら、日本に帰国した際に二人で買って食べればよかった!!!
インターネットでいろいろ検索していると、どうやら鶏のから揚げを薄く切って、甘辛だれで和えたものをご飯と海苔の上に載せたもの・・・らしい。。。
全く料理に興味のなかった若い時には、自分が何を食べているのか、全く気にもせず、興味も示さずに、要は何も考えず食べていたようで、我ながら呆れました。
しかも、「とりめし」にから揚げが使われていたと知って、結構衝撃を受けました。。。
野菜とのバランスとか、カロリーについて考えたりもしていなかったんだなぁ・・・。
そして、あれこれと思いながらも、自己流「とりめし」が完成!
結果は?
・・・何か物足りない・・・。
何かが違う。
でも、から揚げを大量に作ってしまったので、残ったから揚げを翌日のお弁当に使用して、再挑戦することに。
そして、翌日のお弁当の結果は?
これが大成功。
食べた瞬間に「この味だ!」と味まで思い出しました。
甘辛だれの配合をちょっと変えて、あまり煮詰めずさらっと仕上げて、寝る前にから揚げを漬けて寝ました。(理由は朝は時間がないので・・・・)
(甘辛だれ覚書・・・・・しょうゆ:水:砂糖:みりん=2:2:1:1)
でも、きっと一番良かったのは、「お弁当にしたこと」だと思います。
から揚げが、からっとした揚げ立てでなく、翌日のから揚げらしく、しっかり湿って程良くよれよれになり、さらに、温かいご飯の上に載せた海苔も、パリパリでなく湿気を吸って、これまた程良くよれよれになり・・・・いい具合に「ほっかほっか弁当」の「とりめし」状態になってくれました。。。。
つまり「からり」「ぱりっ」ではなく、「よれよれ」感が必要だったようです。
というわけで、これからは、から揚げの翌日は、からり!感のなくなった湿ったから揚げで、「とりめし」を楽しむことに決定しました。