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2015年2月27日

松ぼっくり。Pinecone

 二月も、もう終盤。
今月は早かったなー。

子供が、夜なっかなか寝ないくせに、朝早起きで、昼寝も夕方になってちょとだけで、親も子も体力を消耗した二月でした。
月末の今日になって、やっと理想的なスケジュールに戻りつつあります。。。

ところで今年のミネソタは、二月だというのに、外にはほとんど雪がなく、写真のように、地面に落ちた松ぼっくりが見えたりします。いつもなら、雪のした深く深くに埋もれていて見えないのだけど。

この写真を撮った日は、比較的温かくって、久しぶりに娘を連れてちょっとだけお散歩。
歩いて5分の郵便局まで行ってきました。
・・・といっても、娘はベビーカーは断固拒否、抱っこも拒否、自分で歩くと言って聞かないので、往復1時間となりました。

温かい日は、ちょっとだけ残っている雪が一気にとけた水たまりや、半分溶けた氷が歩道にはいっぱい。

当然のごとく、娘は水たまりやツルツルの氷の上を選んで歩みを進めます。
家に着くころには、尻餅ついたりして、何もかも泥んこ・・・。

でも、そんな様子を眺めていると、大人はなんといろいろなことに縛られて生きているのだろうか・・・と考えさせられます。
子供は、まだ経験も少なくて、学習をしていないから無垢でいられるわけだけれど、それでも、あの何事も気にしない生き様?は、大人には真似できない。

この上着は洗濯が大変だからと、汚れないように気を付けるわけはなく、
氷の上を歩いたら滑って転ぶからと、氷を避けて歩くわけはなく、
お昼が近いから、さっさと行って帰ってご飯を食べようなんて、考えるわけはなく、
食事のときには、これはめったに食べられないから残さず食べよう、と思うわけもなく、
手間暇かけて作ってくれたのだから、頑張って食べてみよう、なんて思うわけもなく、
これは高価なおもちゃだから、遊んでみよう、と思うわけでなく、、、、

と、書けばきりがない。

結局のところ、
上着が汚れたら、大変でも洗濯すればいいか。
氷の上を歩いても、気を付けてけがをしないようにすればいいか。
お昼は近いけど、まぁ、少々お腹が空いても大丈夫。時間は気にしないでおこう。
ごはんは、おいしくて、楽しく食べられるかどうかが大切だよね。
遊びたい、楽しそう、というのは、値段は関係ないよね。
と、自分を納得させて見守ることになるんだけれど、どうしても、ひやひやしたり、ちょっとイライラしてしまったりして、なかなかドーンと肝を据えて見守れない。

結果が同じなら、子供のように純真な気持ちでいられたら、どんなにストレスがたまらないだろうか・・・と思うけれど、やっぱり真似できない。

大人は危なくないように、困らないように、いろんなことがスムーズにいくように、学習してきたことを活用しているはずのに、あまりにもたくさんのルールに縛られて、かえってストレスたまっているのかもしれないなぁ・・・と、子供を見ていると、思うのでした。

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