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2011年8月31日

浴衣。Japanese Lantern Festival2011-”Yukata”




早くも、もう一週間以上前になってしまったけど、8月21日(日)、セントポール(St. Paul)にあるコモパーク(Como Park)で開催されたJapanese Lantern Festivalに行ってきました。

恒例の灯篭流し
前回行ったのは、確かまだ日本に住んでいた時で、夏にミネソタに遊びに来た時だったので、もう5.6年前?になります。

その時のことで、強く印象に残っているのは、たくさんのアメリカ人の人たちが、浴衣を着ていたこと。
そして、その浴衣の着方が、なんとも見ていられなかったこと。

前もきちんと合わせず、まるでガウンのように着ていたり、足元はビーチサンダルだったり、帯を前で結んでいたり・・・・。

それを見て、なんだかとてつもなく悲しくなったのを覚えています。

あまりにもその光景が「恐ろしかった」ので、日本からミネソタに引っ越しした後も、このFestivalにはまだ一度も行っていませんでした。


でも、今年は、どういうわけか、ど~うしても浴衣が着たくなり、浴衣を着るには、このJapanese Lantern Festivalに行くしかない!
と思い、なんとか自力で着てみました。

自分用に仕立てた浴衣ではなく、渡米直前に日本で買った、安価なフリーサイズなので、長さの調節がものすごく大変で、何度も何度もやり直しているうちに、2時間近くもかかって、やっとなんとかまともな形になりました。
と言っても、着付けはど素人なので、詳しい人が見られたら、かなり恥ずかしい出来だけれど、まぁ、私としては上出来。
(ちなみに、夫も浴衣を着て、一緒に出掛けました。)

帯は西荻窪の古着物屋さんで買ったもの。
長さも生地も、とっても結びやすくてお気に入り。
ただ、この結び方しか知らないので、きっと何歳になってもこれ。。。


そして、やっぱり浴衣には下駄。
カランコロンという音がいいよねぇ。
今年も、大勢のアメリカ人の人たちが浴衣を着ていました。
前回の5,6年前に比べると、随分ちゃんとした着ていたように思います。
(なぜか、和傘をさしている人がたくさんいましたが・・・)

日本の文化に興味を持ってもらえるのは嬉しいけれど、浴衣を着るならきちんと着て欲しい・・・というのが本音。

今年は、浴衣を着た、日本人らしき人達も、たくさん見かけました。
さすがに清楚に着ていて、ホッとしました。

日本に住んでいる時は、大人になってからは浴衣に袖を通すことが全くなかったのに、浴衣を着たくなったのは、やっぱり異国に住んでいるせいなのかな?


また来年も、浴衣を着て出かけよっと。