今年4月のある日のシュガー |
我が家の愛犬シュガーが息を引き取りました。
10歳でした。
5年前に、5歳という、犬としてはすっかり大人になってから、我が家にやってきたシュガー。車で片道4時間運転して、Bemidjiまで日帰りで引き取りに行きました。
この5年間、大切な家族の一員でした。
犬は嫌いではないのだけど、なぜか犬を見ると怖いと思ってしまう私でも、このシュガーだけは抱っこできました。
娘を妊娠中は、ソファーで毎日一緒にお昼寝しました。
実は亡くなる2日前に、数個の腫瘍摘出手術を受けていたのだけど、手術前までは本当に元気いっぱいで、手術の翌日にはドッグフードも残さず食べて、回復してきているのを見て喜んでいたところだったのですが、その翌日の日曜日に、容態急変して死んでしまいました。
実は、その日は娘の3歳の誕生日会の日。
夫の両親と兄姉とその家族、総勢25名がちょうどそろったところで、さぁ、パーティー開始!というところでのできごとでした。
私も夫も、前日の土曜から日曜の朝もずっと、誕生日会の準備に追われて、様子がおかしいとは気づきつつも、ちゃんとかまってやれなかったこと・・・・本当に本当にごめん。
寂しかっただろうなぁ、しんどかったんだろうなぁ・・・と思うと、かわいそうでなりません。
10歳という年齢とはいえ、これからまた元気いっぱいになってくれると信じていて、全く心構えができていなくて、あまりにも急な出来事に、夫と二人で泣きました。
でも、誕生日会を今さら中止するわけにもいかず、誕生日会はなんとか無事終了。
夕方、夫の両親宅に行き、馬小屋の裏の大木の根元に、泣く泣く埋葬しました。
普段の食事はドッグフードだけだったけれど、薬を飲ませなくてはならないときにだけ、薬をピーナツバターに包んでやると、すぐに飛んできてペロッと食べていたシュガーを想い、葉っぱにくるんだピーナツバターと一緒に埋葬しました。
そして、娘の誕生日のこの時期には必ず咲く庭のスズランをお墓に供えました。
スズランは、娘の誕生を祝う特別な花だったけれど、これでまたさらに特別な花になりました。
今週一週間、シュガーの写真を見るのもつらかったけれど、やっと少し落ち着いて見えるようになりました。
まだまだ家の中はシュガーのベッドもお皿もお気に入りだった椅子も、そのまま。
少しずつ、片づけなくてはね。。。
今頃、天国で、義姉と一緒にお散歩したり、お昼寝したりしていると信じたいと思っています。
シュガーをかわいがってくれた人、また、私たちが日本へ帰省中に、シュガーの世話をしてくれた人、本当にどうもありがとう。
そして、シュガー、我が家にやってきてくれて本当にありがとう。
シュガーとのお別れがあったのですね。クリスマスカードにいつも写ってましたよね。私もこのニュースにはショックでした。生き物は家族ですからね。私も子供も犬や猫が好きだから小さい時は飼ってました。いろんなことを考えさせてくれました。でも必ずお別れがきますよね。あなたの今の気持ちよくわかります。気持ちが納得できるまでには時間がかかるかもね。でもその気持ちはシュガーに伝わってると思いますよ。 ヨッシー
返信削除ヨッシーさん、ありがとうございます。
削除今もまだ、名前を口にすると、涙が出てきますが、少しずつ少しずつ、心の中に占めるのが、悲しみから、思い出へと変化してきています。
本当に、生き物と共に過ごすというのは、重大なことですね。
これからはシュガーとの思い出を大切にしていきたいです。
Tacoさん、久しぶりにブログを拝見しました。
返信削除家族の一員であるペットとのお別れは、本当にお辛かったことでしょう。
家にもネコがいますし、娘も去年からコーギーを飼っているので、
やがて来るその日のことを考えると、耐えられるだろうかと心配になってしまいます。
でも、楽しい思い出は宝物のようにずっと胸に残りますよね、きっと。
一緒に過ごせた時間に感謝ですね。
Bemidjiまで引き取りにいらしたのですか?
私はそこのすぐ近くに住んでいるので、偶然にびっくり!
Sakuraさん、お久しぶりです。
削除Bemidjiまで日帰りで引き取りに行ったのは、これもまたいい思い出です。
Sakuraさんがミネソタにやってこられたのと同じ2011年の秋に、シュガーが我が家にやってきました。また同じ年の夏には、結婚記念キャンプをアイタスカ国立公園でしたのですが、その際にBemidjiにも寄りました。Sakusaさんも、Bemidjiの近くにお住まいということで、2011年は本当に、Bemidjiに縁のある年でしたよ。
ペットとの出会いもこれまた何かの縁。いつかやってくるその日まで、後悔のないように、いっぱいいっぱいかわいがってあげてくださいね。