May 2, 2022 |
春を告げる花
レンギョウ
春が来た
まだまだ冬の装いが
手放せないでいるけれど
今朝も
毛糸の帽子と手袋は
必要だったけれど
それでも
春
春が来た
こんなに鮮やかな
まぶしい黄色の花が
咲き乱れているのだから
花はみんな
地面を見つめ
あれー?
今年は雪がもうないねー
と、どよめきながらも
笑っている
春を告げる
レンギョウ
日本では
3月~4月の花
ミネソタでは
4月~5月の花
なんだ
たった1ヶ月違うだけじゃないか
今、ミネソタで満開の
レンギョウ
この花の名前を知っていたのは
花好きな母のおかげ
実家にいた頃は
いつも花に囲まれていたというのに
花の写真を撮ったことは
一度もなかった
日常の中で
当たり前のようにあるときには
気付くことさえもなく
感動することさえもなく
感謝することさえもなかったけれど
ミネソタという
土地のせいなのか
花を愛でる
年齢のせいなのか
花に囲まれて
育った環境のせいなのか
花好きの
母からの遺伝なのか
無関心な私に
諦めることなく
繰り返し繰り返し
咲き誇る花を見せ続け
花の名前を
耳元でつぶやき続けた母の
思う壺なのか
あれほど当たり前で身近で
母に言われるまで
気付くこともなかった
このレンギョウの
春を告げる姿に
気付き
感動し
感謝し
写真を撮らずにはいられない
自分が
今ここにいる
春
春が来た
まっきぃです、
返信削除「母の暗示」?ってすごいですね。
お母さんの、子どもに与える影響を想うと、いま、自分が母になって、その責務をひしひしと感じます。
TACOさんのように、気づき、感じ、感謝する母に、なりたいです。
まっきぃさん
返信削除気付き、感じ、感謝できるようになるまでに、私はものすごく長い年月を費やしましたが(笑)、長い年月を経て化石が掘り起こされるかのように、「母の暗示」を自分の中で掘り起こしたようです。
この化石発掘から、自分の心がときめくものは、子供が興味を全く示さなくても、遠慮せずどんどん伝えていいのかもなーって思いました。いつか何かの拍子に、同じときめきを共有することができる瞬間も、あるかもしれないです。そして、もしかすると「母の暗示」がなければ、そのときめきを私自身が得ることはなかったのかもしれないと思うと、やっぱり、私が興味を全く示さなくても、遠慮せずどんどん伝え続けた母に、感謝です。・・そういえば、今週末はちょうど母の日ですね。母の日にちょうどよい日記になりました。
春は黄色い花が多いですね。昆虫は黄色に反応すると聞いた事があります。こちらは今、カキツバタ、サツキなどがまんかいですよ。田んぼの蓮花もそろそろ掘り起こされてます。
返信削除まっきぃです。
返信削除TACOさんのおっしゃる通りですね~
子どもは母を介して、
興味を持っていない
新しい世界を知り、
未知の世の中を面白がって、
そして自ら、ときめくモノを、
いずれ見つけていくんでしょうね。
そう!母の日。
我が家は誰も、覚えていません、
いまだに・・・です。
でも、我が子といる毎日が、
母にはすべてご褒美だと
想えるので、
あえて母の日を祝われなくても、
いいなぁって思いました。
匿名さん
返信削除たんぼのレンゲ懐かしい!!
今でもちゃんと、レンゲ畑があるのですね。
レンゲが土を肥やしてくれるんですよね。
そんなこととは知らず、レンゲ畑(今思えばよその田んぼ)で走り回った子供時代を思い出します。
まっきぃさん。
返信削除「我が子といる毎日が、母にはすべてご褒美」穏やかにそう思えるまっきぃさん、とっても素敵です~!