作ってみた、ドライフルーツをたっぷり使ったフルーツケーキ。
ずっとずっと前、いつだったか、まだ日本に住んでいる時だったかな?サブローさんのお母さんが、クリスマスプレゼントに、サブローさん宛に、フルーツケーキを作って送ってくれたことがあります。
その時に、サブローさんがとても懐かしそうに嬉しそうにしていて、国際電話だったかスカイプだったかで、本当に嬉しそうにお礼を言っていたのを覚えています。
私はその時に初めて、フルーツケーキというものがあって、アメリカのクリスマスによく食べられるということを知りました。
初めて食べた時の感想は、ドライフルーツが甘ったるくて、洋酒が苦くて、正直、ちょっと苦手だなーと思ったのだけど、当時の私はそんな素振りも見せずに、美味しそうに食べました。
あれからたぶん10年は経っていると思うのだけど、なぜか急にあの時のフルーツケーキを作ってみたくなったのです。
クリスマスは終わっていたけど、まだ一応クリスマスシーズンだからいいことにして、取り掛かりました。
サブローさんも協力的で、必要な材料を全部買ってきてくれました。
私が使ったレシピはこちら。
ドライフルーツを洋酒に何日かつけ込んでおくレシピもあるようだけど、私が使ったレシピは、焼きあがってから好みで洋酒をかけるもの。それだと子供たちが食べられないので、3分の1ほどだけ洋酒をかけて大人用にしました。
そして味は。。。
そうそうこの味。
懐かしい。
ドライフルーツの甘ったるさと、洋酒の苦味と香り、そして一番の特徴は意外にも卸したオレンジの皮の風味。
これが、なかなかおいしい。
アメリカに住んで甘過ぎる甘みに慣れたのと、甘みに対する洋酒の苦味の役割が分かる歳になってしまったせいのようです。
食べると、なんだかアメリカの古き良き時代のクリスマスを楽しんでいるような気分。
来年は、義母のレシピを見せてもらって、義母のレシピで作ってみようかな。