はしごが出てくるこちらの絵本。
家にはありませんが、借りて読んでとても気に入った本です。
ふわふわくんとアルフレッド(ドロシー・マリノ 作・絵 / 石井 桃子 訳 / 岩波書店)
はしごが出てきそうにない題名ですが…でてくるんです。
どうしてでてくるんでしょうか?それは読んでからのお楽しみ。
絵も、このたくさん過ぎない色も、アンティークな雰囲気でとても気に入っています。
現代の本は、色がとても豊富なものが多いですが、かえってにぎやか過ぎてしまうものもあって、眺めていて疲れることがあります。
英語の初版は1961 年なので、出版社の印刷事情?かもしれませんが、こういう新しくない本の色使いって、まねしたくなります。
内容は、なんだかちょっと切ないのですが、くすっっと笑ってしまう絵本。
誰にでも覚えのある幼いころの大事なおもちゃのことを思い出します。
「はしご」は、かなりわき役ですが、「はしご」が登場した途端に、太郎は「はしご」のことばかり話し始めます。
作者のドロシー・マリノさんの本は他に読んだことがないのですが、近所の図書館で探してみたいです。
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