空を見上げると、花粉をいっぱいつけた街路樹の花が、大量に視界に入る。
数年前にアレルギー減感作療法を始めてから、アレルギー症状が出て来るのは、アレルゲンにさらされてすぐではなく、その翌日と、反応が少し遅れるようになってきた。(ような気がする…)
とはいえ、花粉症の症状が一旦出ると、なかなか止まらない。
くしゃみ・鼻水が2.3日続き、ひどい眠気と倦怠感で、集中力もなく、何も手につかない状態になる。
私の場合は、風の強い日の翌日、雨の日の翌日は、必ず症状がひどい。
風の強かった先週も例外なく、昼間、太郎に本を読んでやっている途中で、あまりのだるさと眠気で、気が付いたら寝落ちていて、太郎に起こされる始末。
翌日、少し気分がすっきりしてきたので、アレルギー減感作療法のアレルギー注射に出かけてきた。
いつものかかりつけのクリニックで、いつも通り受付を済ませると、すかさず受付の人に、「コロナワクチンの接種はした?」と聞かれた。
私「いえいえ、まだです」
なんといっても、ミネソタ州内で16歳以上の全ての州民が接種対象(※eligible)となったのは、その日の2日前の3月30日で、その前から登録できそうなものには登録して、30日からは、少しくらい遠方でもいいから、予約が取れそうなら予約を取ろうと試みるも、ことごとく成功せず、これは接種できるまで長期戦になりそうだ…とサブローさんと話していたところ。
ところが、昨日は。。。
受付の人「まだなら、予約しとこうか?」
私「はい!ぜひとも!」
そこで、案内された1回目の接種は、なんと今週。
こんなに簡単に、身近なところで、しかも来週の接種予約が取れるとは…。
かなり拍子抜け。。。
ちょうど、16歳以上全員が対象となったばかりで、タイミングがよかったのかもしれない。
でも、クリニックのWEBサイトをみたけれど、コロナワクチン接種の予約ができますよ、とは一切書かれてない。
つまりは、電話して確認してみればよかったってことね。
ともかく、小さなクリニックだけど、同じビルの一階にある、広い多目的室を使って接種をしているとこのこと。
そういえば、ビルの玄関脇の部屋で、何やら見たような…。
確率は低いとはいえ、何かしら対処の必要な症状が出ないとは限らないので、薬屋さんや量販店に併設された薬局で接種を受けるよりも、ミネソタに来てからずっとお世話になっている、かかりつけのクリニックで接種できるというのは、安心でもある。
花粉症のおかげで、いい具合にワクチン接種の予約ができた。
少しどきどきだけれど、、、、これで免疫がしっかりできあがりますように。。。。
さて、ワクチン接種についての英語は、先日触れたので、今日は、アレルギーに関する英語をちらほら。
ワクチン接種に関する基本英語についてはこちら。
*************
allergy
[æl.ɚ.dʒi / あらじぃ]
アレルギー
allergies
[ あらじぃず ]
allergyの複数形
allergic
[ əˈlɝː.dʒɪk / あ らぁじっく]
アレルギーの
allergic reactions
[あ らぁじっく りあくしょんず ]
アレルギー反応
symptom
[sɪmp.təm / しん(ぷ)とむ]
症状
allergy symptoms
[あらじぃ しん(ぷ)とむず ]
アレルギー症状
antibody
[æn.t̬iˌbɑː.di / あいんてぃばでぃ]
抗体
antibldies
antibodyの複数形
allergen
[ æl.ɚ.dʒən/ あらじぇん]
アレルゲン
anaphylaxis
[æn.ə.fɪlˈæk.sɪs / あなフぃらぁくし(す)]
アナフィラキシー
trigger
[ trɪɡ.ɚ/ とりが]
引き金
allergic rhinitis
[əˈlɝː.dʒɪk raɪˈnaɪ.t̬əs / [あ らぁじっく らないて(す)]
アレルギー性鼻炎
これは、rhinitisの発音に自信がない上、言おうとするとrhinoceros[らいなさろす]と言ってしまいそうになるので、一度も実際に声に出して使ったことはない。
(ちなみにrhinocerosのは動物のサイ)
pollen
[ pɑː.lən / ぽーれん]
花粉
花粉症で辞書を引くと、hay feverという言葉も出て来るけれど、hay(干し草)のアレルギーではなく、花粉(pollen)のアレルギーなので、どうも納得いかず…私はいつも、hay feverは使わず、花粉にアレルギーがある、と言う。。けれど、実は「花粉にアレルギーがある」って、誰かに言う機会は案外ない…。
アメリカで病院に行くと、「何かアレルギーがありますか?」と必ず聞かれるけれど、「薬のアレルギー、ラテックスアレルギー、食物アレルギーがありますか?」という意味だと解釈して、「花粉にアレルギーがあります」とわざわざ言ったことはなし…。
でも、薬や食べ物などにアレルギーがある場合は、必ず伝える必要があるので、「~にアレルギーがあります」の定型の暗記は必須。
I'm allergic to ~.
[あいむ あ らぁじっくとぅ ~]
~にアレルギーがあります。
~の部分に、peanut(ピーナツ),egg(卵),penicillin(ペニシリン),pollen(花粉)など、アレルギーのある物の名前を入れる。
例:I'm allergic to pollen.
私は花粉にアレルギーがあります。
アメリカで病院にかかるとき、特に初診の場合は、受付をした後に、待っている間に記入してください、と紙を渡されることが多い。
そこには、連絡先、家族構成、かかりつけ医などを書く欄や、たくさんの病名、症状名がずらりと印刷されていて「自分の過去・現在の病名・症状名・手術・怪我等に全てチェックをつけてください」とあったり、薬のアレルギー、食べ物のアレルギーがあれば、具体的に記入して、その症状にチェックをつける…など、本当にたくさん記入する箇所があるのだけど、実は最後まで記入できたことが今まで一度もない。。。
いつも書いている途中で名前が呼ばれ「まだ最後まで見てないんですけど…」と焦って言うというも「ああ、いい、いい、大丈夫」と言われる。
まぁ、後から、診察室で看護師さんがパソコン画面に入力しながら、同じ質問をざっと繰り返してくれるので、最後まで記入できてなくても心配はないものの、どっちにしても、そこで伝える必要があるので、自分の過去・現在の病名、症状名、手術名、自分のアレルギーなどについて、英語で伝えられるようにしておく、または英語でメモしておくのがよいかと。。。。