日によって違う、湖の表情。
いつもと同じ湖なのに、全く違った表情を見せる。
湖面にも、青い空と白い雲が浮かぶこの日、雌の真鴨(マガモ / Mallard )の集団が騒がしく横切る。
ミネソタの水辺は、癒しの場所。
ミネソタ。Minnesota
この「ミネソタ」というのは、先住するネイティブインディアンの部族(スー族 / Sioux)の言葉で、ミネソタ川のこと。
ミネソタ川は、ミシシッピ川の支流の一つ。
昨年亡くなった義叔父の家のそばにあったのもミネソタ川。
初めてのミネソタ訪問の際に、義叔父の家から、ミネソタ川でカヌーに乗って、川岸に大きな野生のシカを見たのを思い出す。
スー族の言葉でミネソタ川を意味する「ミネソタ」とは、もともとどんな意味なのか?
minniはwater「水」
sotahはsky-tinted「空の薄い色に染まった」または「曇った色の」
つまり、Minnesotaとは「空の薄い色に染まった水」または「曇った色の水」という意味。
今は、こんなにさわやかな空を見せてくれているけれど、これからやってくる冬のミネソタの空は、確かに曇り色でもある。
ミネソタの水は、ミネソタの空の色。
水と空…
思い浮かんだのはこちらの絵本。
「よあけ」(ユリー・シュルヴィッツ 作・画 / 瀬田 貞二 訳 / 福音館書店)
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