2019年9月3日

小学1年生。1st grade

School Bus Toy  drawing by Taco
今日から春子の通う学校(現地校)は、新年度

春子は、生まれが春なので、日本だとまだ幼稚園年長組ですが、9月はじまりのアメリカの学校では、なんとまぁ、FIRST GRADE(小学1年生)

もう一年生だなんて・・・。

新年度と言っても、特に始業式というものはなく、新1年生といっても、特に入学式というのもなく、初日からいきなり通常授業開始

1年生の必須持ち物リスト
・Backpack(リュックサック)
以上
(※注意:春子の学校の場合)

え?それだけですか?

各学校、公立私立問わず、新年度の数日前には、オープンハウス(Open House)と呼ばれる、説明会とまではいかない保護者が生徒と一緒に学校に行く事前準備的イベント?があるのだけど、私はてっきり、そこで教科書などをもらったりするのかと思っていたら、ところがどっこい、もらったのは事務手続きの用紙が数枚入った薄いファイルのみ。

後から、教科書は?とサブローさんに聞いたところ、特に教科書はないそうで…。

そんなこと、今まで知らなかった。

サブローさん曰く、教科書のようなものはあるといえばあるけど、毎月先生が用意するとかなんとか。
これだけでは今一つよくわからないのだけど、日本の学校のように、国語・算数・音楽・図工などの全ての教科の教科書を、毎日、自宅で時間割を見てランドセルに入れる必要はないらしい…。

さらに、体操服はないし、体育館シューズもないので、体育のある日は、運動のできる靴を履いてくる(または持って来る)という決まりだけ。

給食当番もないし、お道具箱も持って行かないし…。
ちなみに、上履きもないので、backpack(リュックサック)の中は基本的には空っぽ。

他に日本と大きく違うところというと、アメリカの義務教育はKindergarten(幼稚園年長)から始まること。
そして、小学校Elementary Schoolというと、Kindergarten(幼稚園年長)も暗黙の了解で含まれている。
つまり、Kindergartenも小学1年生も、同じ建物で「お勉強」なので、新年度春子が通うのも、すでに一年間Kindergartenに通ってよく慣れた場所。教室が違うだけ。

春子はつまり「学年が一つ上がるだけ」なので、たいして緊張もせず親子共々かなり落ち着いた気分。
しかも、新しい担任の先生は、春子が「あの先生だったらいいなーーーー」と夏休み中ずーーーーーっと言っていた先生なので、かなりうれしい様子。
春子が言うには結構厳しい先生だそうで、それを聞いて私もサブローさんも満足。

慣れたところとはいえ、今日は新年度初日。

春子は今朝、お弁当だけが入ったbackpack(リュックサック)を背負って、少しだけ背中に緊張感を漂わせながら、久しぶりのスクールバスに元気よく乗り込んでいきました。


バスと言えば・・・スクールバスではありませんがこちらの絵本

「もぐらバス」(佐藤雅彦 +うちのますみ 作 / 偕成社)
≪日本図書館協会選定図書(2010)全国学校図書館協議会・選定図書(2011)≫
(オープンハウスの詳細はこちらの日記「オープンハウス」をご覧ください。)


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