ちょっと前に
姪っ子が結婚した
姪っ子は、サブローさんの姉の子供で
春子と太郎にとっては、いとこ
その姪っ子の結婚式の2ケ月前に
ブライダルシャワーは
通常、親戚か友人が企画して行うもので
家族・親戚・友人など
女性ばかりが30人くらい集まって
おいしいものを食べながら
新婦について、どのくらい知っているかを競い合うクイズや
同じクイズを、新郎は全問正解だった!と聞いて盛り上がったり
チームに分かれて、トイレットペーパー作る、ウェディングドレスコンテストをしたり
この入れものに、何個お菓子が入っているかを当てるゲームをしたりして
みんなでお祝いをする
それぞれのクイズやゲームの上位入賞者には
景品が用意されている
そして最後はやっぱり
プレゼントの開封
ブライダルシャワーには
どんな大きなものでも
ラッピングして、実物を持参する
というのが習わしらしい
山積みになったプレゼントを
一つ一つ開封し
みんな、歓声とどよめきと、ため息で
プレゼントのすばらしさを讃え合う
さて、ブライダルシャワーに持って行くプレゼントって
一体どんなものがいいのだろうか?
と深く悩む必要もない
アメリカでは
多くのお店に 本人が欲しいものを登録できる
レジストリー(registry)というシステムがあり
当の本人たちは
ほぼ必ずいろいろな店に
いろいろなものを登録している
結婚式の招待状にも
そのレジストリについて記載されている場合もあるが
特に知らされなくても
通常のインターネットの検索で
wedding registry とタイプした後に
新郎新婦の名前を適当に入れてみれば
あっという間に見つかる
最近のregistryは
二人の写真なども掲載できるものが多いため
他のカップルの登録と間違えることもない
登録してあるお店で買ってもよし
同じものを別のお店で買って
registryに「買ったよ!」とチェックを入れもよい
とまぁ、効率的で実用的なシステムのおかげで
多少の味気なさはありつつも
実際のところ
もらう方も、あげる方も、大助かり
アメリカでは
一旦開封したものでも返品できることが多いし
返品期間も3か月とか半年くらいはあるので
同じものが重なったり
もらってから不要と思ったら
いただきものでも さっさと返品・交換する人も多いらしい
そんなことから
誰かにあげるプレゼントにつけるための
値段が記載されていない 返品用レシート?なるものも
存在する
というわけで…
私は 姪っ子のレジストリーの中で
「買ったよ!」とチェックが入ってなかった
トースターをプレゼント用に購入
プレゼントには
カードをつけるのが「習わし」で
みんなお店でカードを買う
お店には、場面場面に合わせて
ものすごい種類のカードがある
ほとんどのカードに
あらかじめ何かしら気の利いたメッセージや
おもしろメッセージが印刷してあって
そこにまた一言書き添えてもよし
そのまま自分の名前だけ書いてもよし
でも、ここはやっぱり
私の場合は手作りカード
さてどんなカードにするか?
基本的に
結婚式に持参するカードはフォーマル且つ真面目であるべきだけど
ブライダルシャワーに持参するカードは「おもしろいのがよい」とされる(らしい)
ということで、買ってきたオーブントースターを眺めてひらめいたのが
今日の写真
トースターカード
2枚のパンは、トースターの中に入れたり出しだりすることが可能で
パンにメッセージを書く仕組み
中に書くメッセージは
サブローさんが、英語バージョンのおやじギャク満載のこちらを
念入りに時間をかけて考えてくれた…
Before they play"Hear comes the bread",you butter be ready,because bready or not,here it comes!In 2 monthsyou will vowing for butter or worse.But don't worry,I promise that the best is Yes to crumb.
このメッセージ
ブライダルシャワーでは笑いを取れて大成功
それを聞いて
サブローさんも大満足
それにしても…
こういう形のトースターって
今でも日本の家庭にあるのかな?
もしかして
現代の日本では
すでに昭和レトロなデザイン??だったりして?
でも
私たち夫婦が
アメリカの今の家に住み始めて、すぐに買ったトースターは
やっぱりこれと同じ形で
焼けたパンがポンと上に出てくるトースター
購入して10年以上たった今も現役で
毎朝パンやベーグルを焼いてくれている
いつまでもいつまでも変わらない
このトースターのように
末永く・・・
お幸せに